ノコギリヤシの詳細

ノコギリヤシというのは、植物であるヤシの一種であり、葉っぱの部分がのこぎりの刃のような形をしていることから、そのような名前で呼ばれているようです。
最近では、サプリメントとしてや、医薬品としても広く使用されるようになっていますので、その名前を耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。
原産地としては、北アメリカの南部の海岸の部分の周辺に多く自生しており、大西洋やメキシコ湾の沿岸などにも多く分布しています。

特に、フロリダ州において、多く栽培されているようです。
植物としての分類では、ヤシ科のシュロ属である低い木の植物で、ソーバルメットとか、背レノアレベンスなどという風にも呼ばれているようです。
ノコギリヤシという植物は、アメリカの先住民でもあるインディアンたちの間で貴重な薬草としてしられていました。
つまり、古来から、身体に有益な作用をもたらしてくれるとして代々伝えられてきたのです。

ところで、なぜこのノコギリヤシに、今注目が集まっているかというと、実は、単一の症状に効果があるだけではなく、複数の症状において、効果があると言われているからなのです。
特に注目を集めている効能としては、抜け毛予防や育毛などといったような中高年の男性であれば誰もが気になるところにも効果がありますし、男性機能の回復や、前立腺肥大が解消するなどといったような効果にも注目されていますので、主に中高年の男性であれば、どんな人でも気になってしまう問題に有効に作用する植物として愛用する人たちが増えているようです。
日本では、こちらの植物は医薬品として扱っていないのですが、海外においては一部地域でノコギリヤシを医薬品として利用しているようです。
しかし、こちらの植物の効能については、まだまだ研究中で、すべての作用を解明するまでには至っていないというのが現状のようです。
ですから、今後、さらなる研究が待たれる植物であり、目が離せない重要な栄養素があるのではないかといわれているのです。